“cafe青猫”のある大和町商店街はJR山手駅から本牧通りに出るまでおよそ600mの道のりですが、歩いていて「青猫通り過ぎちゃったのかしら?」
と不安になる程、その道はまるで定規で引いたようにどこまでも直線的です。
実はこの道、幕府とアメリカ・イギリス・フランス・オランダ各国の公使との間に1864(元治元)年に『横浜居留地覚書』が取り交わされた事により、
(翌年1865慶応元年)作られた、外国人射撃場(通称「鉄砲場」)でした。
会員制射撃クラブ「スイス・ライフル・クラブ」と「横浜ライフル・アソシエイション」が結成され同年11月8日には最初のライフル競技会が開催。
その後毎週水曜日の午後に行われていたようです。
現在はのんびりとした商店街ですが、100年ちょっと昔ライフルの音が鳴り響いていたと思うとなんとも感慨深いですね。
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